砂時計ってどういう意味?

黙れ、もう喋るな。

リアル「無視しようぜ」を聞いた話

自分でいうのもなんだが、私は異端だ。

集団に馴染めず明らかに浮いている。が、それ故に好かれ、それ故に煙たがれる。

これはもう誰でもそうだろう。

万人に好かれる人も、万人に嫌われる人もいない。

もし「私は万人に好かれてる。」とか「私は万人に嫌われている。」とか思うのであればそれは周りの人間を見る能力が無いか、その余裕が無いかのどちらかだろう。


さて、タイトルの話をしよう。

「無視しようぜ。」

このフレーズを私は現実でそう聞くことがなかった。Twitterではたまに見たけれど、リアルで言う人ってそんなにいるのかなぁと思っていた。


先日、学校の定期試験が行われたのだが、プライドが高い人や自信のある人は高い順位を目指して勉強をする。

クラス毎に学級委員は二人いるが、私ではない方の学級委員はそのタイプだ。プライドが高く自信に溢れ、自己顕示欲もなかなか。そして実力を見合わせようと努力する。

そうできる事ではない、凄い。


が、それ故に自分と他を比較して敵対意識を持ったりする事も多い人だ。

これはプライドの高い人にありがちだが、彼は表に出やすいタイプなのだ。かわいい。


だが、彼は今回調子が良くなかった。

何故分かるのかと聞かれると理由は沢山あるが、明らかに機嫌が悪いのと、回答用紙の空欄が多く見受けられたからだ、え?どうして回答用紙の空欄が分かったのかって?

それは秘密です。嘘です回収の時に見ました。

それに加えて、私の調子が良かった。

彼は特に学級委員長の私に敵対意識を強く持っているので、困ったものである。


試験勉強は全くしないが、普段の授業を真摯に受けているので、ある程度点が取れる私は、猛勉強組からすると、「試験期間にヘラヘラしてダラけている奴」下に見ている事だろう。

そんな奴に毎回の試験でいくつかの教科もしくは全教科負ける訳だから、それは苛立っても仕方がない。


と、ここまで言えばご察しの通り「無視しようぜ」されたのは私である。優秀ってつらいね。

駅のホームでイヤホンをしていた私は、クラスメイト数名の列が来るのを若干横目で見つけた、私の前を通る際、先頭にいた二人が手を振ってきたので全員に取り敢えず振っていたのだが、そこで「無視しようぜ」と後ろ方の二人が言っていたのである。え、そこでかよ。しょーもな。

あと、イヤホンしてるから聞こえないと思ったのだろうけど音楽聴いてなかったんだよね。残念。


リアル「無視しようぜ」を言われた後、露骨にテンションが上がってしまったが、電車内でニヤニヤするのは不審者と思われるので耐えた。

うちのクラスはそういう雰囲気になりづらい上、私を無視し続けられるほど強靭なメンタルを持ち合わせている人はいないだろうから(反応がなくても喋りまくり続けるため)、ま、いいんですけどね。


人の言動を見るのは面白いですね。

あ、今回のブログは自慢しまくってますよ、狙ったイキリトです。

では。